大人のためのクリスマス映画10選|前編|10 Christmas Movies For Adults Part 1

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こんにちは、映画好きのShibyです。

年末のホリデーシーズンが近付いてきましたね!こんなご時世ですから、お家で映画を観てまったりするのも良いですよね〜って、私はそう言い訳をして冬は屋内に引き篭もります。だって豪雪地帯に住んでますから!
さて今回は、クリスマスまでカウントダウンしながら観られる映画を選んでみました。

テーマは、大人のためのクリスマス映画!
クリスマスの定番映画ってファミリー向け映画が提案されることが多いですよね。
最近は早熟な子も多いですし、大人のためのセレクトがあってもいいじゃない!そう思い立ち、自分なりに好きなクリスマス映画をいくつか並べてみました。クリスマスが背景なだけで、クリスマス感があまりない映画も混じっていますがお許しください。定番のあの映画も入れてみました。12月に向けて、あなたのマイリストに追加されたら嬉しいです♪

前後編に分けて書いています。後編はページ下部から飛べます。
ネタバレには配慮しておりますが、ネタバレの概念には個人差があるため、気になる方の閲覧はご注意願います。

目次

『34丁目の奇跡』MIRACLE ON 34TH STREET(1947)

三十四丁目の奇蹟|Youtube

街中がクリマスムードで溢れる中現れた、まるでサンタのような謎の老人。
そんな彼はある日、クリスマス商戦で活気づくデパートのサンタ役として選ばれます。ただのサンタ役バイトだと誰もが思っていましたが、まるで本物のサンタのようで……?

リメイク作品も多いこの名作ですが、意外と人間臭のするお話です。
子供の頃はこの映画がつまらないとか、夢がないお話だと勘違いしていたけれど、大人になってから観ると夢に溢れた映画だなと思えました。
人って時に恐ろしく感じることがありますし、信じることや関わっていくことを諦めたくなることもあります。でも、この映画を観ていると、人との関わりも悪くないなと思えちゃいます。

『グリーンブック』Green Book (2018)

【公式】『グリーンブック』3.1(金)公開/本予告|ギャガ公式チャンネル

NYのバーで働くイタリア系アメリカ人のトニーは、バーの改装期間あるピアニストに運転手として雇われます。ピアニストの名前はシャーリー。裕福な黒人アーティストでした。トニーは、クリスマス・イヴの夜までに必ず戻ってくると家族に約束をし、シャーリーのクリスマスコンサートツアーの運転手として、アメリカ南部へ向かうのですが……。

アカデミー賞作品賞も受賞した作品。
最初は周囲と同じく当然のように偏見を持っていたトニーでしたが、北部から南部へ移動する中で、自らも知らなかったアメリカの現実を目の当たりにしていきます。そして、トニーとシャーリーとの間に、友情が芽生えていくのです。
そんな2人の関係性には優劣がなく、対等に尊重し合っていく様子が伺え素敵でした。物語の中で第三者が「才能だけでは難しい。勇気が必要なのだ」と言う台詞があり、そのツアーの意味を私も噛み締めました。それがこの世で成功している人たちの真実なのではないかと私も思うのです。
こちらは史実に基づいたお話で、トニーもシャーリーも実在する人物です。

『キャロル』Carol (2015)

映画『キャロル』予告編|シネマトゥデイ

テレーズは、クリスマスシーズンを迎えるデパートでバイトする女の子。ある日、彼女はそこでブロンドの華やかな美女・キャロルと出逢います。彼女の聡明でエレガントな佇まいに惹かれたテレーズは、キャロルと次第に仲良くなり、互いに良き理解者のようになっていくのですが……。

クリスマスのキラキラとした世界で、ケイト・ブランシェット演じる美しくて裕福で謎の多い美女が現れたら、そりゃあ同性だろうが恋でなかろうが憧れてしまうだろうと私も思っちゃいました。しかも、周囲の異性より聡明で話が通じる相手なのであれば、やはり惹かれずにはいられない。私個人としても、自分はストレートの人間だと思ってはいるのですが、この映画を観ていると「自分もわからないな」と思ってしまうほどでした。

また映像も息を呑むほどに美しいです。冬の窓ガラスのようにふんわり霞がかった景色。光の一粒一粒が煌めいて描かれる優美な世界観。2人の髪型やメイク、衣装の小物遣いなんかもファッショナブルで眼福です。
個人的にはキャロルのブローチ遣いを見習いたいなと思いました。

『ラスト・クリスマス』Last Christmas(2019)

Last Christmas – Official Trailer|Universal Pictures

歌で認められたいと願うケイト、彼女はクリスマスショップでバイトをしています。
夢を叶えられぬまま、乱れた生活をしていた彼女の前に、謎の青年・トムが現れます。度重なる偶然により、トムと頻繁に逢瀬を重ねるようになっていくケイト。トムのお陰で、乱れていた彼女の精神も癒されていくのですが……。

え、こういうお話だったの?と途中から吃驚してしまった映画です。よくあるロマコメだと思って観ていたので、あまりに意外な展開でした。しかし、中盤から終盤までがボロ泣き。
世間で言うアウトサイダーとなってしまった人に、敢えて脚光を浴びせたストーリーで、社会的テーマも感じます。近年重きを置かれている個性だの時間だの、自由なようでやけに束縛じみた啓発精神。それに当てはまったり当てはまらなかったりすることで、心のひだを痛めつけられる時がありますよね。でも、そんな生命にさえ意味を感じさせてくれる映画でした。

『天使のくれた時間』The Family Man (2000)

Amazonサイトより

NYのタワーマンションに住む独身貴族ジャック。彼は、クリスマスだというのに今日も仕事のことばかり考えています。そんな彼の前に謎の男が現れ、ジャックをパラレルワールドに飛ばしてしまいます。目覚めると、ジャックは昔別れた彼女と夫婦になっており、2人の子供に囲まれて郊外の家で生活をする「別のジャック」にすり替わっていました。

ディケンズの『クリスマス・キャロル』のような展開だと思いますよね。ちょっとオマージュなのかも知れませんが、こちらはロマコメです。
もしあの時、違う選択をしていたならば自分の人生はどうなっていただろうという心理を描いたお話。
別世界で出会う、自分の娘や最愛の妻。彼女たちからジャックが愛を勉強していく様子はとても微笑ましいです。選択が異なっても、行動がいくら遅くなっても、自分次第で人生の道筋は変えていける、そんな可能性を感じさせてくれる映画です。

大人のためのクリスマス映画10選のうち、前編5つをご紹介しました。
気になる映画はありましたか?続いて後編は、下のリンクをクリックしてご覧ください。

後編はこちらから



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この記事を書いた人

秋田県在住。元・ラジオパーソナリティー。
ラジオで映画紹介をしていました。現在は暇を持て余した物書きです。

書店でバイトしてみたくて検索したらヴィレヴァンが出てきて今に至ります。

映画、海外ドラマ、韓国ドラマを主軸に語ります。
たまに書籍についても。

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