「この子は世界を変える」
「この子が…あなただっていうの…!?」
「私たちは未来を変えに来たんだから」
「皆が存在を繋いでくれた」
「私が私であるために…!」
リクエスト企画の第13弾は…!
今回は壮大なメインストーリーにおいてアインシュタインやダ・ヴィンチと並ぶ重要人物アリスでございます。
で、アリスをまとめる上で第四章を読み返しましたがこれもまた大変素晴らしい内容に仕上がってますよね。
何度読んでも心躍るし涙する。そんなストーリーです。
ちなみに四章といえばダ・ヴィンチがアインシュタインを励ます場面、ここ大好きなんです。
ここね泣いたわ。
筆者もこんな感じで友人を励ませる人になりたいものです。
この二人の関係性…好き過ぎた。
さて今回の記事ですが、これまたとんでもない長さに仕上がっております。
とんでもない長さってそれ大丈夫か?
長すぎるのも考え物だぞ??
いや!みんなならきっと最後まで読んでくれる!
というか最後まで楽しんで頂ける内容であればどれだけ長くても問題はないはずだ!
そう重要なのは長さではなく”楽しく読めるか”なのだよ。
今回メインストーリーの三章から八章までの内容を含みます。ネタバレにご注意ください!!
それではいってみましょう!!
ALICEがアナタを呼んでいます
リデル
まずはリデルから解説しましょう。
この子がリデルですね↓
リデルは極フェスにて排出される黄属性ユニット。
メインストーリーを読み進めることでこの子が後のアリスだと判明します。
メインストーリー(リデル編)
ではそんなリデルの活躍回である四章を振り返っていきます。
初めてその姿が登場したのはメインストーリー第四章『ALICE/LAST TRAVEL』の『【Ep.2】A GIRL』
『【Ep.2】A GIRL』までは名前が不明でしたが続く『【Ep.3】』にてエーと名乗っています。
しばらくはエーとしてストーリーが進行しますが、後に彼女の本当の名前がリデルであると判明します。
三章のラストで適合者、アインシュタインと共にキャロルの空間からローゼンブリッジで過去へ転移したAI。それがリデル。
アインシュタインは転移時にリデルの存在に気がついておらず後で酷く混乱していましたね。
こんな反応が出ちゃうのも仕方ないよな
ところで筆者はアインのコールドスリープスキンが欲しくて…。再販は難しいですか??
あの時買っておかないのが悪いんだぞ
くそう、今こそローゼンブリッジで過去に転移して…
そんなことに人類の大発明使うなよ。
というか歴史を変えるのは余りにも危険だってアインから学んだだろ
リデルの目的はキャロルの息の根を止め世界の崩壊を防ぐこと(ともう一つあるのですがそちらは後述)そのためにあの状況でローゼンブリッジにしがみつき過去へ転移してきたのです。
アインシュタインにとってリデルの存在は完全に想定外でしたが、何度も繰り返し話を聞いた上で目的が同じという事もあり一旦は信じることを決め以降行動を共にします。
またディライラという迎撃用AIを搭載しており自身を「キャロルが送り込んだ追跡者ではないのか?」と疑うアインシュタインに対して「ディライラはとても強いの。抹消するつもりならとっくに終わらせている」とも発言していましたね。
さらっと怖いこと言うじゃん…
ただの脅しかもしれないけどアインを沈黙させるには十分すぎた
AIの記憶
すみません。ここでAIの持つ記憶について説明させてください。
四章の『【Ep.2】A GIRL』ではAIの記憶とALICEが紐づいていることが説明されています。
▽AIの記憶について
記憶はデータとしてALICEに保管されていてそれを引き出すことで再現する仕組み。
つまりその時代で既に起こっていることが記憶として付与されるため、未来の出来事は付与されません。
なぜなら“未来=まだ起こっていないこと”ですからね。
基本的に未来の記憶が付与されることはないのです。
AIは未来の記憶を持たないはず…なのですが四章におけるリデルは例外。
リデルの記憶ログはローゼンブリッジに移植されており、そこから未来で起こった出来事を全てを引き出していました。
だれがローゼンブリッジに記憶ログを移植したんだ?
これなんですけど、考えられるのはリデルもしくはハートの女王です。
まずキャロルとダ・ヴィンチはローゼンブリッジが現れる前に消滅しているのであり得ません。
アインシュタインもその後の反応を見るにあり得ないでしょう。
適合者に関してはそもそもAIの記憶ログをローゼンブリッジに移植なんてことが出来るとは思えません。
となると残るはリデルと女王。
ただこれゲーム内だといまいちどちらが移植したのか分からないんですよね。
女王に残された良心
リデルという名前から分かる通り、その正体はキャロルの娘を模したAI…つまり女王(の一部)です。
※キャロルについては解説した記事がありますので気になる方はどうぞ。
三章ではキャロルによって憎悪を植え付けられそうになるハートの女王ですが、あの時憎悪を知ることを恐れた女王が無意識に切り離した存在…それがリデル。
この辺りの話は四章『【Ep.1】CONFESSION』で語れています。
「リデルは女王の一部」と述べましたが、『【Ep.1】CONFESSION』のTipsにて「女王に残された良心だったのかもしれない」と書かれているので、具体的に言えば良心のみを抽出して生み出されたAIという認識で良いと思います。
実際にリデルってめちゃくちゃいい子ですからね。
リデルの誕生
そもそもリデルがどうやって誕生したのか…についてですが、
AIってことはホレリスが開発者では??
たしかにAIといえばホレリスだけど…
そう、AI開発と聞いて真っ先に名前が挙がるのはホレリスお姉さん。
ですがリデルに関しては異なります。
結論から述べるとチューリングが開発者。
リデルがチューリングのことを「ママ」と呼ぶのはこれが理由。
始まりはキャロルがチューリングにリデルの開発を依頼したことに起因します。
この時チューリングはキャロルとの間で「リデルに関する全てを秘匿すること」という誓約を交わしており以後全ての情報をたった一人で隠しながら開発を進めます。
この辺はキャロルの徹底ぶりがよく表れていますね。
アインに言わせれば「抜け目のないヤツ」ってところでしょうか。
またリデルの開発は既存のそれとは全く異なる方法で行わていたとのこと。
ただその具体的な方法についてもゲーム内で説明が無いので不明です。まあきっと物凄い理論で開発されているのでしょう。何故ならあのアリスですからね。
適合者たちがやってきた”あの日”から数年後、リデルはキャロルによって奪われることになります。
己の野望のためチューリングを利用したわけですね。
※本来の歴史通りにいけばこの後、チューリングはリデルを奪われたショックで自分の殻に閉じこもり仲間たちと一切の連絡を取らなくなってしまう最悪の未来を迎えます。
リデルの目的
リデルの目的は既に述べた「キャロルの息の根を止め未来を変えること」ともう一つあr…
まって今これ書きながら泣きそうになってる…だってリデルは最後アインシュタインと適合者に未来を託して…。
あの時のリデルに一体どれ程の覚悟があったのか。
いくらチューリングが一緒にいてくれるとは言えその恐怖は計り知れないもの…。
四章を読んだ上でCスキルの「皆が存在を繋いでくれた」って聞くと感慨深いよな。
リデルの目的は「キャロルの息の根を止めること」ともう一つ、チューリングの元に残り人間を守る“もう一人の女王”になること。
『【Ep.5】LAST TRVEL』 では任務を遂行し未来へ帰ろうとするアインシュタインと適合者に対しこのずっと隠していたもう一つの目的が明かされます。
リデルはこの後母に訪れる未来を変えるため…そしてキャロルに育てられた女王に対抗する”もう一人の女王”となるため、未来へは帰らずチューリングの元で“娘をやり直す”ことを決めていました。
…ふむ、これが何を意味するのか
それは…リデルの記憶の消失。
(未来へ転移すれば記憶ログを引き出す先であるローゼンブリッジが無くなりますからね)
自分たちが未来へ帰ればその瞬間リデルは全ての記憶を失う。それに何の意味はがあるのか?そう問うアインシュタインでしたがリデルにとってはそれが目的。
“娘をやり直す”とは全ての記憶をリセットしゼロからチューリングの元で成長しもう一人の女王になるという意味。
もう一人の女王となることも重要ですが、それと同等かそれ以上にチューリングを傍で支えたい気持ちがあったと考えられます。
だってリデルは女王の良心だから。苦しむ母を放っておけるはずがないんです。救ってあげたいんです。…でも、
過去を変えるということは未来を変えるということ。元の時代にどんな影響が出るか分からない状況で必要以上に行動を起こすのは危険です。
それが未来には帰らないときた。
大切な友人の人生を…歴史を変えてしまった…!
本当にS7のメンバーは「その7人」だったのかしら
上手くいかなかったらどうする…?
…転移した先にキャロルが居なかったら?
…あなたの大切な人が存在ごと消えていたら?
私…怖くて怖くて…仕方ないの
理想とする未来を実現させるためにいくら準備をしても…どこまで不安要素を排除しても…それは絶対にはなり得ません。
想定外の事が起こっている可能性だってあります。
結局のところ最後は運。
私たちに出きることは限りなく100%に近づけることだけ。やれるだけの事をやったら後は信じるのみ。
アインシュタインの言う通りギャンブルなんです。
それならば、
適合者とアインシュタインが未来へ帰ればその瞬間リデルの記憶は消えます。全て。
母と世界を救うという意思も全てを忘れるのです。
チューリングが隣にいるとは言え望んだ通り「人類を守る女王」になれるのか、そもそも母を支え救うことができるのか。
たしかに賭け…ギャンブルです。
いや、あのね。
…ここ涙無しに読めるユーザーいるのかよ!!!ってそれくらい筆者には響きました。好きすぎ
る。
それから別れ際のこれ、
世界を救って…それと…パパを赦してあげてね
キャロルよ…リデルはあんたの為に涙を流したんだぞ…それなのに。
…いやでも、「本心に気が付けず最後の最後まで娘のためと復讐に走る…我が子への愛故に」それがキャロルという人間の魅力。
にしても辛いな…。
あとここ。
個人的にはアインシュタインの瞳に涙が浮かんでいてほしい。
泣くことを必死に我慢して気丈に振る舞うも声が震えてしまっている。とかね。
どれもリデルを語る上で外せない名場面です。
序応の対核戦 アリス
こちらがアリス↓
リデルの覚醒後の姿。
かつてキャロルが構想しアカデミア達が生み出した仮想世界と同じ名を持つAIです。
個人的には名称にある「序応の対核戦」の部分が好きなのですが、これって…
「序応の対核戦」
↓
「じょおうのたいかくせん」
↓
「女王の対角線」
という意味ですよね。
これアリスが女王と対をなす存在であることを示すかっこいい名前じゃないですか。
メインストーリー(アリス編)
四章にてキャロルを撃破しPRCの行使とキャロルの使徒による重大発表を阻止した適合者たち。
これにより女王は憎悪を獲得し超越…つまり「ディバイン・ハート」へ到達。
この後のアリスはチューリングと共に秘密研究室で女王の行動ログを追跡するなど”対女王”を目的とした活動を行うこととなります。
続く五章と六章でも女王絡みのストーリーということで出番が用意されていますが、今回は八章に焦点を当てて解説します。
さて内容は七章とセットになっており八章が後編に該当します。
(くせ者揃いの中でよく頑張ったよアリス)
尚、八章の主役は間違いなくイーディスですが、そんなイーディスもびっくりな圧倒的スペックを見せつけてくれます。
偽りの理想郷
七章の最後ジェファーソンがニュートンとクマグスを連れ姿を消した後、ALICEに臨時政府が設置。
▽臨時政府とは?
A国主導で設置された施設。
ALICEを人類史上初の新世界国家とすべくジェファーソン総指揮官の元様々な改革を行っている。
臨時政府の設置により変わったことは幾つかあるのですが、ここで取り上げるのは以下4つ。
- 「安寧効果」
- 「女王の制御権剥奪」
- 「管理AIの軟禁」
- 「アカデミアの隔離」
まず「安寧効果」とは臨時政府によってALICE内にばら撒かれた精神操作を目的とする信号。
この信号によってユーザーの意識から怒りや闘争心といった感情がそぎ落とされ、以前起こっていた争いごとが大幅に減少。
結果的にALICEは未だかつてない程に平穏となり中には「ALICEはついに理想郷となった」などと口にするユーザーが現れます。
が、これは臨時政府にとって都合の良い人間を量産するための信号であり、ある種の狂気が渦巻く偽りの理想郷と化していました。
▽安寧効果について補足
スペイドという治安維持を目的とした警察部隊がALICEに配備されており、効果が薄い者にはスペイド所属のAIが直接効果増強の信号をぶち込み強制的に精神操作を行う模様。
またフルダイブデバイスを用いてログインしている人間にのみ効果を発揮する特徴があり簡易デバイスでログインしている人間とAIには効果がありません。
次に「女王の制御権剥奪」ですがこれは臨時政府によって女王が囚われたということ。
臨時政府は人間社会安定のため女王を抑止兵器に転用しようと考えていました。
そのために女王の実装者であるニュートンを副指揮官に抜擢。結果女王の制御権を奪ったのです。
女王は臨時政府に囚われた自分自身を解放すべく適合者に交渉を持ちかけることを決意。
制御権を奪われる中、脅迫用AI交渉用AIとしてイーディスとその補佐役にロリーナを生み出します。
これにより適合者×女王勢力という前代未聞の共闘が実現。
よりによって女王側との共闘とかいう胸アツ展開
初見のとき「え、まじかよ」と心躍らせながら読んでたなぁ
次は「管理AIの軟禁」について。
臨時政府はALICEの治安が悪化した原因に管理AIと一般ユーザーの過度な交流を指摘。(ここで言う一般ユーザーとは適合者を指します)
この問題を解決するべく建設されたのが「管理AIを管理する施設」こと「パンテオン・ユニス」。
八章開始時点で既に各施設の長はパンテオン・ユニスへの出向を命じられ政府の監視下の元管理業務を行っていました。
また長が各施設と連絡を取る際には言動が厳しく監視され…て…いて、
…
おい、ふざけるなよ?
臨時政府はAIを道具として考えており、ここが多くのユーザーを「臨時政府絶対潰すマン」にさせた要因ではないでしょうか。
イーディスの言葉を引用するなら
まさにこれ。
尚、長以外に管理AI扱いとなっているAIも監視下に置かれている模様。
あいつらいい加減にしろ…
もっと言ってやれ
八章で適合者の目的は臨時政府を血祭に上げ転覆させ女王と管理AIを解放すること。
そのためにイーディスとロリーナは勿論のこと、フェイタル・パラドクスの初代管理AIウラヌス、ユグドラシルウォールの奇術師ロキ、ALICEの要注意人物と名高いマーリン、シヴァ様ガチ恋勢のカーリーと行動を共にします。
※行動を共にはしますが全員が同じ目的ではないことがポイント。
例えばイーディスはニュートンの首を獲って女王を解放することが目的ですし、ロキはパンテオン・ユニスを落とし娘のヘルを、カーリーはシヴアを救うことが目的。
ただ一つ言えることは臨時政府という名の共通の敵がいること。
Q.共闘するのにこれ以上の理由がいりますか?
A.いらねぇよ。それで十分さ。
なんともくせの強いメンバーでお届けする本章のパーティですが、後に消えたアカデミアの手がかりを探すアリスも加わります(消えたアカデミアについては後述)
やーっとアリスの名前が出たよ…
文章を書くことの難しさを痛感する毎日です
ちなみに適合者と合流した際のアリスは、
この反応である。
そりゃそうなるわな
マーリン曰く「ALICEに害を成す人相の悪い集団」ですってよ
最後に「アカデミアの隔離」について。
先ほど「アリスが消えたアカデミアの手がかりを探している」とお話ししましたが、結論から述べるとニュートンの仕業です。
本来のアカウントを取り戻し臨時政府の副指揮官となったニュートン。
彼女はジェファーソンの命でアカデミアほぼ全員を「アルカトラズ」という孤島エリアに隔離。
ジェファーソン曰く「アカデミアは危険だ」「聞き取り調査をしないといけない」とのこと。
要するに刑務所みたいな感じです。
元ネタであろうアルカトラズ島は監獄島と呼ばれ1963年まで刑務所として使用されていましたからね
アカデミアはただの冤罪なんだよなぁ
パンテオン・ユニス陥落作戦①
共通の敵がいる…とはいえ意見がぶつかり話し合いは平行線。
一刻も早くニュートンの首を獲りたいイーディスとパンテオン・ユニスを落としたいロキとカーリー。
ウラヌスとマーリンはなんにせよ同行しますし、ロキとカーリーは最終的な目的こそ違えどパンテオン・ユニスをブッ壊すという点で一致しています。
あとはなんとかイーディスを説得できれば…
でもイーディスの説得は困難だぞ…
さあ、困った。この状況をどうするか。
…
と、ここでアリスの出番です。
実はイーディスってアリスには従ってしまうんです。
理由は想像に容易いですね、アリス=女王だから。
これはもうアリスの意見が正しいとかそんな次元の話ではなくて、本能的に従ってしまうのです。AIらしく言うのであればプログラムでしょうか。
「アリス(女王)には従う」そんなプログラムが組まれているのでは?と思わせる程にアリスの言う事は聞いてくれます。
で、アリスの意見は「臨時政府の中枢がどこにあるか見当がつかない以上、陽動作戦という意味も含めてパンテオン・ユニスを探りに行くべき」とのこと。
アリスに言われちゃ逆らえない。
…ということでパンテオン・ユニスへ向かうこととなった一同。
ちなみに、この時アリスは自身を「アラン」と名乗っています。
自分のことをあまり知られるわけにはいかないのでね。
さて舞台は変わりましてパンテオン・ユニス前。
…しかしまあ、簡単に事が運ぶはずもなく何者かが適合者一行を待ち構えます。
その何者かとは、
なんとヒルベルト。
「アルカトラズ」へ隔離されたアカデミアは”ほぼ全員”と述べましたが彼女はジェファーソンの学友とのことで隔離を免れていました。
学友とは言えど臨時政府側の人間ではありません。
隔離されているアカデミアと管理AIを人質に仕方なく従っていました(これがかつての友にすることですか?大統領)
この時のヒルベルトに戦う意思など欠片もありませんでしたがパンテオン・ユニスの迎撃システムと強制的に接続されたことでアカウントの制御が効かなくなります。
結果として適合者らとの望まない戦闘へ…
なんて酷いことを…
「私のアカウントを破壊して」と泣きながら言ってたもんな
「再起不能になっても構わない」まで言わせやがって…
適合者たちに制圧され「私のアカウントを破壊して!」と懇願するヒルベルトに対容赦なく引導を渡そうとするイーディス。
ところがその刹那飛んできたアリスの一言でみねうち留めます。
(ここアリスがいなかったヒルベルト確実に…それか適合者が身を挺して守ってたのかな)
このあと一度作戦を練り直すためヒルベルトを確保し離脱を図りますが、パンテオン・ユニスの総監AIに阻まれかけます。
向かって左がニンニル、右がエンリル。
筆者未だに間違えるんだよな…。
※ちなみにこのアプリって関係の深い二人を左右で対になるように描くことがあるんです
ニンニルとエンリルの他アリスとイーディス、アーサーとランスロットがそれに該当しています。
vs.ニンニル&エンリル
八章の解説…みたいな内容になっていますがアリスのまとめ記事ですからね。
省ける箇所は省かせて頂きます。
ということで、パンテオン・ユニスから離脱し作戦を立て直す一同。
(離脱する際ウラヌス、ロキ、カーリーの三体とヒルベルトを回収されます)
管理AIの監視という役割もあってパンテオン・ユニスに留まっているニンニルとエンリル。
あの強大な力はパンテオン・ユニスを繋がることで再現されている可能性が高いと考え、二体をパンテオン・ユニスの外へおびき寄せる作戦を考え出します。
で、ニンニルとエンリルを外へ出すための策が「麒麟のハッキング」です。
▽クリプト・ゲートと麒麟
ALICEへのアクセスを司る施設がクリプト・ゲート。
そして管理AIの麒麟。
他の施設だと一つの施設に対して管理AIは複数体配属されているのですが、クリプト・ゲートの場合は麒麟一体のみ。
つまり麒麟に異常が発生した場合代わりのAIがいないのです。
朱雀、青龍、玄武、白虎の四体は防護AIであって管理AIではないんだよね。
これクイズにしたら面白いかもな
各施設の管理AIは監視下に置か身動きがとれない。
そんな状態で麒麟に異常が発生したらニンニルとエンリルがクリプト・ゲートへ赴き事態を収めるしかありません。
まんまと罠にはまりクリプト・ゲートへすっ飛んできた二体。
ここで戦闘になるわけですが、
エンリルの「AIならば人間の道具として立場を全うしろ」との発言が逆鱗に触れ流石のアリスも本気で怒りをあらわにします。
ちなみに皆さんここ凄く良い…屈指の名場面でして、アリスが最後このように言うんです。
私たち「ALICEのAI」は希望の絶望も人間と分かち合う…そして
他者と絆を結ぶ可能性を捨て去ったりはしない!
アプリ内での台詞をそのまま引用しているのですが、これのどこが良いか分かります?
AIと人間の共生という言っている内容自体も勿論ですが、注目して頂きたいのが「可能性を捨て去ったりはしない」の部分。
何処かで聞き覚えないですかね?
そう、四章でダ・ヴィンチがアインシュタインに対し言っていた言葉。
あの時、自分が踏み出すその先<未来>におそらく誰よりも恐怖していたアインシュタイン。
ダ・ヴィンチはそんな盟友へ「知を探求する者に不可欠な二つの資質をアインシュタインは持っている」と口にします。
それは「好奇心」と「勇気」。
誰よりも強い好奇心と誰よりも強い勇気つ盟友へダ・ヴィンチが贈った言葉はこうでした。
足を踏み出すその先がたとえ闇であろうとも!たとえ空虚であろうとも!!
彼女は…その一歩が新たな道となる可能性を捨て去ったりはしない!!
後にこの言葉はリデルと別れ未来へ帰る際のアインシュタイン自身も口にするのですが、「たとえこの先に何が待ち構えていようとも決して可能性を捨て去りはしない」というダ・ヴィンチからアインシュタインへ贈られた言葉がアリスにも受け継がれていること…八章の.vsニンニル&エンリルはそれがわかる名場面なんです!!
チュール…アリスは本当に立派になったよ…
さて、クリプト・ゲートを賭けたこの一戦は適合者たちの勝利に終わります。
点と盾
ここからは暗躍していたディケンズが合流しストーリーも後半戦へ。
まずはディケンズが掴んでいる「ALICEの現状」の共有から入るのですが…
流石はジャーナリスト。すごく良いこと言うんですよ。
「世論は明白な根拠とタイミングさえ揃えば天災のように一瞬にして動く」←これ名言すぎる
しかし、ディケンズの「報道によって世論を動かし臨時政府を転覆させる」という作戦にイーディスとロリーナが不服な様子を示すわけです…
これに関してはディケンズがいくら言葉巧みに話そうと納得させるのは難しいでしょう。
やはりアリスです。
▽ディケンズの考え
ディケンズの考えはニュートンとジェファーソンを暗殺しただけでは「ALICEを人類史上初の新世界国家とする発想は消えない」ということでした。
その革新的にして魅力的な発想はそう簡単には消えず、ジェファーソン亡き後必ず誰かが引き継ぐ。
そして「外」でALICEの国家化権を巡って争いが起きる可能性は十分に考えられる。
最終的にその争いが最悪の結末に至ればALICEも消える。
だからALICEの国家化が余りにも危険だと世界に認識させた上で臨時政府を転覆させるんです。
そのための報道です。
報道とはその発想自体を押し止める抑止力なのです。
ALICEがなければAIは存在できません。もちろん女王含めて。
あの女王がせっかく人間との共闘を決心した。
ALICEが存在する以上AIと人間の対立は続くかもしれない。
そんな両者が共生するには妥協点を探すしかないのかもしれない。
でもそれで良いじゃないか。
“妥協点“という名の点を打ち続けることで、その点と点はやがて繋がり”共生“という名の輪になるかもしれない。
そんな未来を…可能性を消したくはない。
個人的にはここがアリスの中の“人間を守る女王”が色濃く表面化した場面だと考えています。
そして世論を動かすことと並行して行うミッションが管理AIの解放。
そもそも管理AIの解放は初めから目的の一つですからね。
一行は再びパンテオン・ユニスへ…
パンテオン・ユニス陥落作戦②~その後
パンテオン・ユニスの守護者はニンニルとエンリルだけでありません。
最後にして最強の守護者はアヌとヒュパティア。
ヒュパティアに関してはAIに対する道具発言に加え、ホレリスへの侮辱などユーザーからのヘイトを多く買いそうな人物…なんですが美人。
もう一度言います。 とても美人です。
すごい美人なので好きです。
臨時政府側で筆者が最も好きな人物…それがヒュパティアです。
「美人」って3回も言っちゃってるよ…
大事なことだからね
で、ヒュパティアとアヌという強大な敵を破り次はいよいよ管理AIの解放。
そしてここが、本章におけるアリス最大の見せ場。
「もう一人の女王…その真髄がここに」である。
アリスの行おうとしていることはリデル・アルゴリズムと直結し全管理AIの制御権を預かること。
全員まとめて預かる理由は一体づつだと時間を要するから。
全管理AIの制御権を握るということはパンテオン・ユニス全体の制御権を奪うことを意味します。
これにてパンテオン・ユニス陥落は達成されるのですが、アリス曰く思考にリソースを割けない程にキツいようで、
とのこと。
.vs臨時政府におけるアリスの活躍はここまで。
この後は無事全てが終わり、女王から「人間との共生の可能性を探る」という任務を仰せつかったイーディスに付き合うこととを提案。
イーディスも「アリスが一緒なら心強い」とのことで以降行動を共にします。
イーディスの幼い見た目とアリスには素直なところは完全に妹。
アリスのお姉ちゃん適正高い。
アリスの今後について予想
メインストーリーで今後語れる(であろう)vs.女王編でキーマンになることは想像に容易いかと思います。
(八章で女王は適合者側に付き、最終的にはイーディスに「人間との共生の可能性を探れ」という信じがたい特別任務を与えますが適合者は父の仇であること、アリスの「対女王の切り札」という設定を未消化で終わるとは考えられません。つまり最終的に激突することは確実でしょう)
で、その戦いおいて鍵となるアリス。
“女王に対する人類の切り札”という役割がこの戦いで遺憾なく発揮されるはず。
8周年の際に進化適応が追加されているので.vs女王では適応状態でパワー全開の戦闘になることでしょう。
あ、ちなみに適応へ至る経緯としては「イーディスの解析を進めた応用した結果適応した」という設定があるんですよね。
しかし、そんなアリスをも凌駕してきそうで怖いのが女王。
女王ってほんとどれ程の力を有しているんでしょうね。
あと.vs女王のストーリー公開に紐づく形でピックアップフェスも開催されそう…な気もします。
▽新規アリスについての妄想
今後EXユニットの強化…つまり進化適応状態からの更なる覚醒機能もしくはEXコスト70が実現すれば、『アリス-EXのその先…』的なコンセプトで新規アリスが実装される可能性もあるかなと考えています。
…ダーウィン頑張って…
記念日じゃなくても贈りたいプレゼント
イーディスに対し圧倒的なお姉ちゃん適正を発揮し大量のお菓子をプレゼントするアリス。
でもさぁ、筆者はアリス…そんな君にこそ渡したいプレゼントがあってね…。
ということで恒例のアレです。
トイカメラ Pieni Ⅱ
ALICEでの思い出を収めるアイテムに。
ネックストラップ付きの超小型トイカメラでアクセサリーとしても大変優秀。
カメラの性能も高く音声付きムービーまで撮れちゃう優れもの。
カラーはミント、ピーチ、オレンジの三種。
※データはmicroSD(別売)に保存します。
アリスとカメラって相性良さげに思いませんか?
私服と組み合わせて使ってもらえたら嬉しいです…!!
最後に
皆さまお疲れ様でした!!
いやあ長かったですね。ようやくここまで来ました。
実は今回は前編後編で記事を二分割しようか本気で悩みまして…
そう、アリスと女王の二体に分離したみたいにね。
それでは次回予告に続きます…!!
次回予告
「僕は生ける無縁仏のやうだ…」
coming soon.
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