こんにちは、Shibyです。
今回は、大好きな海外ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』に出てくるダスティン役の男の子について、少しだけ語りたいと思います。
しかしながら、私は基本的に作品が好きなのであって、国内外問わず俳優たちのプライベートにはあまり興味がありません。知ると作品を見れなくなっちゃうんです。偏見が邪魔をして。
そんな私でしたが、たまたま知った彼の未だ短い生い立ちに感銘を受けたので記事にしてみました。
ダスティン役のゲイテン・マタラッツォってこんな人
引用元:wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/ゲイテン・マタラッツォ
名前 | ゲイテン・マタラッツォ Gaten Matarazzo |
本名 | Gaetano John de Jesús Aquino Matarazzo Ⅲ ガエタノ・ジョン・デ・へスース・アクイーノ・マタラッツォ3世 |
生年月日 | 2002年9月8日(20歳 ※2022年現在) |
出身地 | アメリカ合衆国・ニュージャージー州 |
代表作 | ドラマ『ブラックリスト』 ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シリーズ 映画『アングリー・バード2』(声のみの出演) |
この複雑な名前の由来は、イタリア系アメリカ人だから。でも、イタリア語は喋れないそうです。
『ストレンジャー・シングス』の子役として
Netflixの番組『ストレンジャー・シングス大解剖』でも語られていますが、実は製作者のダファー兄弟曰く、子供たちのキャスティングオーディションの中でゲイテンは1番に決定していたそうです。
「あ、彼は決まりだね」って兄弟が即決。
そんなことはつゆ知らず、ゲイテンは緊張しながらダファー兄弟との面接日を迎えたのだとか。それもそのはず、ゲイテンにはハンディがあり俳優として認められるまでに苦難の日々があったのです。
鎖骨・頭蓋骨異形成症(CCD)と生きる
鎖骨・頭蓋骨以上症(CCD)とは、いわゆる骨格異常障害のことです。症状には個人差がありますが、遺伝子の突然変異によって生じるものだそうです。
そのため、ゲイテンには鎖骨がありません。歯も生えなければ、身長も同世代の子たちと同じようには伸びません。現在の歯も義歯なので、ドラマの中でもイレブンに「あれ?歯がある!」と突っ込まれるシーンがありました。シーズン2だったかな?
ドラマのダスティン役自体、そういう設定になっています。それは、実際のゲイテンに合わせてダファー兄弟が役を設定し直したのだと後に語っています。
ゲイテンは、そんな自分のハンディキャップを不幸自慢になんかしません。
けれど、隠しもしません。
自分の個性として活かし、現在も俳優の階段を駆け上っている最中です。そんな誰より明るくムードメーカーなゲイテンのキャラクターはとっても魅力的。彼が笑うと、つられてこちらも笑顔がこぼれてしまいます。
ゲイテンは、生まれてから何度も手術をし続けています。
そんな中でも、自身が著名人の仲間入りしたことを上手に使い、自分と同じ症状を抱える人たちを支援する団体 CCD Smiles(CCDスマイルズ)の啓発活動をしたり、広告塔のようになったりもしています。
※リンク先は英語表記のサイトなので、翻訳モードで閲覧くださいませ。
幼いながらに、自分をしっかりと受け止めて、自分と同じような人たちへ手を差し伸べ、この社会を生き抜く手段を教え、その道を示してくれた彼。そんな器の大きさには感心してしまいます。知らずに諦めて生きるのと、知って希望を抱いて生きるのでは人生の価値って全然違いますよね。
著名人が発信する言動の影響力は、その著名さに良くも悪くも大きく比例します。認知度が広がり、それが一過性のものではなく継続して発信し続けるものならば、周囲にとって当たり前の情報に変化していくでしょう。そうしてやっと理解してくれる人が増えてくるのかなと思います。それはきっととてつもなく時間がかかるものかもしれないけれど、そうして救われる人生は確実にありますよね。
だからこそ彼は、本当に勇気ある俳優だと思います。
ゲイテンがますます好きになっちゃった私。
元々、ダスティンのお茶目で信じやすい性格や笑顔が可愛くて溜まらなくて『ストレンジャー・シングス』の中でも1番お気に入りなキャラクターだったのですが、人としてのゲイテンのことを知った今、更に大好きになっちゃいました。
アメリカのドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』は現在もNetflixでシーズン4まで好評配信中です。
また、ドラマでは語られなかったサイドストーリーはコミカライズされています。
全国のヴィレッジヴァンガードでも発売されていますので、気になった方はお近くのヴィレヴァンまで是非お越しくださーい♪
※一部店舗では、お取り扱いがない場合もございます。
情報参考:wikipedia、Netflix『ストレンジャー・シングス大解剖』、CCD smiles公式サイト
私の昔の夢は彼女たちのような暮らしぶりでした。いまだに憧れちゃう。
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